二十歳で祖母に訴えられちゃった話

このブログは平穏な日常を送っていた二十歳の私が父の死をきっかけに祖母に訴えられたリアルに起こった話を綴っているブログです。

父の死

時は遡り2019年のゴールデンウィーク

友達と京都に旅行に行って帰宅した直後のことでした。姉が慌てて階段を駆け下りながら『警察から電話があった、父が事故にあって危篤だから急いで来て欲しい』って

姉大慌て、私は驚きで声が一瞬でなかった。しかし母は意外と冷静でその電話が本当に警察であったか、どのように行くかなど淡々と準備していた。

道中は意外と落ち着きを取り戻している自分がいた。もしかしたら危篤と言っていたが案外大したことないのかもしれない、もしかしたら人違いかもしれない、もしかしたらもう死んでいるかもしれない、、、

色々な想像をした。

病院に着くと小さな小部屋に通されここで待っていてくださいと案内された。待っている時間は5分ほどだったと思うがその5分が永遠のように感じられた。

その後看護師さんに連れられ父の遺体と対面した。当たり前だが生気のない父の体が横たわっていた。驚きとショックで涙も出なかった。

ほどなくして警察官がやってきた。

車を運転中対向車を避けようとしたがスピードが出すぎて曲がりきれず、正面から木にぶつかりほぼ即死だったようだ。

この日父の姿を見たのが実に4年ぶりだった。